2015年2月9日月曜日

チェックポイント・チャーリー

12月28日夜、ついに風邪で寝込んでしまった次女をホテルに残し、ベルリンの壁が見たいという息子を連れて、チェックポイント・チャーリーへ向かいました。かつては東西ベルリンの境界、冷戦の最前線の国境検問所として知られ、米ソ直接対決寸前まで行った61年のベルリン危機の舞台となった所です。現在は、フリードリヒ通りの真ん中に当時のアメリカ側(西側)の木造小屋が再現されています。米兵の格好をした青年も立っていました。


ベルリンの壁の一部も通りに展示されています。

近くには、チェックポイント・チャーリー博物館があり、東ドイツから脱出を試みて成功した人たちの写真やその記録、また脱出に使用された装置、熱気球、検問をくぐり抜けた車、トンネル、ミニ潜水艦などが展示されています。
その中に、ソ連で反体制活動をしたとして抑圧を受け、またベルリンの壁が崩壊した際には、崩された壁の前でバッハを演奏したムスティスラフ・ロストロポーヴィチの像がありました。


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