2015年2月7日土曜日

ポツダムへ〜サンスーシ宮殿と音楽の捧げもの

ベルリン中央駅で、うっかり18.90ユーロもするcitycardを買ってしまったのでベルリン郊外のポツダムまで行ってみようということになりました。フリードリヒ2世とC.P.Eバッハゆかりのサンスーシ宮殿、父バッハが音楽の捧げものを王様に捧げた地でもあります。宮殿全体は世界遺産にも登録されています。
Sバーンで30分ほど、近代的なポツダム駅に到着。1945年7月26日には、日本の全面降伏を促すポツダム宣言もこの地で発表されました。終戦後は東ドイツに属し、再統一後はベルリンの郊外ベッドタウンとなっているようです。しかし氷点下の寒さ、僕が「もう、帰ろう」と言うと、次女がせっかくここまで来たのに、とサンスーシ宮殿への道を検索して、勇躍向かうことになりました。
幸い先ほどのcardはポツダムの市内も有効なので、バスとトラムを乗り継いでまず、シャルロッテンホーフ宮殿駅へ向かいました。下車後、何度か道に迷いながらサンスーシ庭園を目指し、途中ポツダムの古い閑静な住宅街を散歩することが出来ました。
福音教会です
かなり歩いてやっとサンスーシ庭園入口に到着
庭園の中は本当に広大です。凍結した湖を渡ると不思議な建物が、
チャイナ・ハウスです。

さらに進むと大きな通りへ
遠くに新宮殿が見えます
Neue Kammernを通過
ついにサンスーシ宮殿が姿を現しました。サンスーシとはフランス語で悩みがないという意味だそうです。
この壮大さ!


フルートが得意だったフリードリヒ2世と父バッハが音楽の捧げものをここで奏でたのかと想像すると感動がこみ上げてきます。
宮殿から市内方向を見渡すと、雄大な風景が
帰りはブランデンブルク門のそばのマーケットで暖を取りました。

本当に寒く、また軽く5km以上は歩きました。来た甲斐はありましたが、今度は夏に来ようと思います。無理がたたって次女は風邪を引いてしまいました。

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