バスターミナルまでSバーン(近郊電車)を使いますが、電車を待っていると、Sバーンに乗り入れているBOB(バイエルン高原鉄道)という私鉄がやって来ました。ディーゼルカーです。昔の新宿駅で、通勤なのに中央本線の急行アルプスに乗るような感じでしょうか。とにかく幸先の良いスタートです。
さて、バスターミナルからはこのバスです。途中、レーゲンスブルク駅に停車する以外は、ノン・ストップでプラハ中央駅へ向かいます。トイレも車内に付いているため、トイレ休憩もありません。国境で珍しくパスコントロールがありました。トルコ人の家族がかなり調べられていました。4年前にはなかったことです。やはり難民問題の深刻化の影響でしょうか。
このようなルートで、ボヘミア西部を抜けてチェコ共和国の首都プラハへ一直線、約4時間です。
レーゲンスブルク駅を出たあたりから、雨がひどくなって景色も全く見えません、アウトバーンの単調なドライブにも飽きて、退屈になってきたので、日本から持ってきたタブレットに保存してある映画をみることにしました。どれにしようかと迷った挙げ句、「ビリギャル」にしました。いかにもストーリー展開の想像がつきそうで、しかし中々面白い、有意義な時間つぶしになりました。ところが、映画を見終わっても、一向にプラハに着きません。雨のためか渋滞が激しく、ドライバー氏が農道のような細い迂回路へ経路を変更したりして、結局1時間近く遅れてプラハ中央駅へ到着しました。
ヴルタヴァ川を渡ってプラハ地中心部へ雨に霞むプラハ城が遠くに見えます。
プラハ中央駅、バス2階席より
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