2018年8月28日火曜日

初めてのヴィーンにて

中央駅のインフォメーションでパンフレットを貰って、ヴィーンシティーカードというパスを買いました。あまりに街が大きくてどこに行けば良いか見当もつかないので、まずは地下鉄でシェーンブルン宮殿へ。

        かなりの観光客、歩け歩けでした。


 あまり並ぶこともなく入場。しかし、建物の中は団体客で渋滞中。日本語音声ガイドに従いつつ見学して、マリー・アントワネットの前でモーツァルトがピアノを弾いた部屋などを見ることが出来ました。


  庭園も見事、時間があれば日本庭園も見たかったです。

丘の上には、グロリエッテという記念碑があり、ここから約20分とのことで、おそらく眺望が良いのでしょうが、もう疲れてしまって断念しました。

帰りは、トラムを利用しました。ヴィーン西駅で乗り換え。

ホテルは街の中心、シュテファン大聖堂まで歩いて数分のところでした。

         夕食前にシュテファン大聖堂へ。


         荘厳、そして壮麗な内部
        
         オルガンもありました。


           祈りの場です。


大聖堂の前はとても賑やか、夜になっても人通りが絶えません。

ウィンドウショッピングをしていると・・・
鉄道模型のお店がありました。昔懐かしい車両はここにいました。少々お高いかも知れませんが、マニア垂涎の品々です。ヴィーン、中々楽しい街ですね。






ところで、ヴィーンの名物シュニッツェル。大きさに圧倒されましたが食べ易いと思いました。

こちらは、翌日食した鶏のから揚げ。鶏そのまま、美味ですが、1人では食べきれません。

    こちらのお芋サラダも美味しかったです。


ヴィーンへ

2017年9月5日、ミュンヘンに帰る次女と別れて、ヴィーンへ向かいました。意外なことに、初めてのヴィーン訪問です。ペルチャッハからヴィーンまでは特急で約4時間、オーストリア南東部の山地を走り抜けます。

こじんまりとしたペルチャッハの駅。

オーストリア国鉄の特急は、Railjet の名称でエコノミー、ビジネスと座席の等級も飛行機のようでした。



座席の上には、ここを指定した旅客の乗車区間が表示されています。昔は車掌さんが紙切れを挟んで行ったものですが。


        途中見かけた、ちょっとローカルな車両。

ヴィーン中央駅に到着、新しくて大きな駅です。



大都会の駅ですね。

2018年8月27日月曜日

ブラームス国際コンクール見学へ

さて、プラハからミュンヘンへ戻った翌日の2017年9月3日、早起きして、オーストリア南東部ケルンテン州のヴェルター湖畔にある保養地、ペルチャッハへ向かいました。ミュンヘンから鉄道で約4時間、ザルツブルクを通ってさらに山中を南下します。車窓から見える高い山々にはすでに雪が積もっていて、寒々とした眺めです。ペルチャッハは、東はすぐスロヴェニア、南はイタリアという位置にあります。

今回訪問の目的は、次女が参加する第24回ブラームス国際コンクールを見学するためです。

ブラームスで町おこし

1877年にブラームスが避暑のためこの地を訪れ、交響曲第2番を作曲したことはよく知られています。その後も1878、79年と再訪し、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ第1番などを書いたそうです。それらの作品に共通する明るさ、伸びやかさは、ペルチャッハの風光明媚な景色、情緒の影響を受けたと言われています。

ブラームスが最初に荷を解いたシュロス・レオンシュタインという旅館、600年前のお城を改装したものだそうです。


この斜向かいにあるラバッツというペンションを翌年から定宿にして長期滞在したそうですが、それは老朽化してすでになく、跡地には別のホテルがありました。


そこからブラームスが散歩したという小径を行くと


      美しいヴェルター湖畔に出ました。


さて、その湖畔にある近代的な、パークホテルの一室でコンクールピアノ部門予選は行われます。



ピアノ部門1次予選の演奏順です。公正なくじ引きによって演奏順は決まり、またもや次女は1番!

豪華な朝食をいただいて、コンクールへ臨みます。

さっさと会場入りする母娘。

会場前のヴェルター湖
    
          
            白鳥も

通りで見かけた肉まんにそっくりの何か!

コンクール1次予選では、1人ずつの演奏終了後に各審査員が点数が書かれたカードを技術点、芸術点ごとに示してその場で奏者、聴衆に総得点が分かるというユニークな仕組みでした。もちろん、後で訂正はできません。コンクールの特色を出し、公正さを保とうとしているように思えました。
さて、トップバッターの次女は、バッハ:平均律第2巻第10番、ショパン:エチュードOp.25-6、ブラームス幻想曲集Op.116 より第3曲カプリッチョを弾きました。バッハとエチュードはいつも弾いているので大丈夫、ブラームスはやや固い感じもしましたが、概ね良かったと思います。先生方が示された得点札も5点台から満点の6点台に近いものでした。
そして、結果は予選通過できず、発表後に審査員長の先生に講評を聞きに行ったところ、「だって1番じゃねぇ」と言われたそうです。まぁ、仕方がありません。

       終了後にホテルでくつろぐ三人


2018年8月26日日曜日

プラハ小旅行⑦鉄道

チェコは鉄道の国、決して広くない国土に網の目のように鉄道網が張り巡らされています。また、魅力ある車両の数々を見ることが出来ました。いつか必ず、鉄道に乗りに来ようと思います。

プラハ中央駅にて。ちょっと日本のキハに似ているディーゼルカー、これが一番魅力的な列車でした。



車内

こちらもディーゼルカー


    シティーエレファントという名の2階建て通勤列車





            
           長距離列車


疾走するトラム

      トラムの線路を走る不思議な作業車

最後に、プラハの地下鉄。深く深く潜りました。