2017年9月17日日曜日

2017ヨーロッパを訪ねて②バンコクからミュンヘンへ

さて、バンコクスワンナプーム国際空港での深夜の乗り継ぎです。国際線トランジットでは、直線の長い通路を随分歩きました。どうやら空港の形状が細長いようです。
しばらく進むと、金色で派手なショップ、カフェ、ラウンジなどに行き着きました。






ミュンヘン便搭乗まで2時間半もあります。タイシルク、ドライフルーツ、工芸品などのお土産店を次々にのぞいて、せっかく来たんだから本場のトムヤムクン麺でも食べようと、タイ式レストランに入りました。さほど辛すぎず夜食には十分、言葉もわからずちょっと心細かったですが、思い切って食べて良い経験になりました。
ところで、通貨1タイバーツは、約3.4円ほどです。両替をするのも面倒なので、カードを利用しました。どのお店もマスターカードを推奨しています。また、ショッピングをしていて気がついたのは、タイ語、英語、それに中国語の表示がほとんどで、日本語は見当たりません。中国に近いということもあるのでしょう、しかしヨーロッパでも中国語表示が増えてかつての日本語に取って代わったように感じ、少し寂しい気持ちになりました。
レストランにて、さすがに徹夜の雰囲気

さて、TG924ミュンヘン行は0時50分発です。すでに日本は午前3時、眠くなってきました。機内は満席、日本人は皆無でドイツ人観光客が多く、バカンスをタイなどで過ごした様子でした。利用機はボーイングB747-400、もう日本国内線では見かけないジャンボジェットです。かなり古い機体のようで、味わいがあります。最近のB777などよりも少し座り心地がよいような気もします。

離陸後、気がつくと眠っていたようで、夕食がサーブされ始めていました。先ほどのトムヤムクンも入れると本日三度目の夕食となるので、さすがにパス。

その後、真っ暗な機内を何度もトイレに行って、運動不足解消。南回りですから、これから9時間は闇の中です。引き続き、日本語の映画は「ライフ(2017)」。大好きな映画「インターステラー」のようなSFを期待していたのにこちらはエイリアン系、面白いけれど益々眠れなくなってしまいました。

機はミャンマーからベンガル湾を越えてインド北部へ入り、パキスタンからアフガニスタン東部に入るところでした。


マップによるとカブール東方の、4月に米軍がIS支配地域の地下施設に大規模爆風爆弾(MOAB)を投下したナンガルハル州の少し南ではないですか。ぐっすり眠っている隣のママ先生が気が付かぬよう固唾を呑んで、アフガニスタン上空を通り過ぎるまでマップを眺めておりました。


その後、ウトウトとして目が覚めるとトスクメニスタン上空を無事通過、カスピ海を渡るところでした。




もうヨーロッパ、あと3時間でミュンヘン到着です。
到着1時間ほど前に朝食のサービス、機内はまだ暗いですが、日本はもう8月28日の正午です。

ようやく最終着陸態勢に入りました。

濃霧のミュンヘン国際空港ターミナル2に無事到着。現地時間7時20分、日本は14時20分。家を出てから26時間経過しました。

お世話になったTG924はスターアライアンス塗装でした。サヨナラ!


通関に1時間もかかった後、やっと爽やかな朝のミュンヘンに降り立ちました。すでに秋の気配です。






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