チューリッヒ弾丸ツアー①

さて、昨年12月30日深夜へミュンヘンに帰着、大晦日と元日をミュンヘンで過ごして、新年1月2日に思い出の地チューリッヒへと向かいました。1990年9月24日に卒業試験を終えて一週間後の10月初旬、どうせまたすぐ来るさと軽い気持ちで日本に帰ってからあっという間に24年が過ぎてしまいました。帰国後、91年春にもう一度チューリッヒにレッスンに行こうと思ったこともありましたが、第1次湾岸戦争が始まって断念。そしてその年の4月から聖徳で教え始めると、あとはもう今と同じ毎日の連続でした。レッスンや演奏のお仕事、そしてなんといっても3人の子供たちのことに追われているうちに、僕の中からいつしかヨーロッパは遠くへ去ってしまいました。そう、一度だけ2000年頃にものすごいホームシック？(チューリッヒに行きたい)にかかりましたが、いつの間にかまたいつもの日常に戻っていましたね。

早朝7時ミュンヘンを発車、ボーデン湖方面へ向かいます。

次第に夜が明けると南に高い山々が見え始めます。ツークシュピッツェとかでしょうか。

年末年始の大雪で、沿線も雪化粧というか、この地域でこんなに積雪があることに驚きました。列車もリンダウ到着までに30分は遅れました。

リンダウからブレゲンツへ向かい、ボーデン湖の東湖畔を通って一瞬オーストリア領を通過します。

いよいよスイスへ入国、昔のようなパスポートコントロールは一切ありません。

ところで、風邪が治った次女も同行しました。かつて、この次女が卒業試験直前に生まれたので帰国を決意したのですが、こんなに大きくなりましたね。

ザンクトガレンを経由してスイス第4の都市ヴィンタートゥーアへ。

                                                 チューリッヒまで、あと20分少々

間もなくチューリッヒ中央駅へ到着ですミュンヘンから5時間弱かかってしましました。

う〜ん、着きましたね。感無量。