2017年2月12日日曜日

ブリュッセルからミュンヘンへ

さて、またまた時間が経ってしまいましたが、2016年6月10日の行程です。ブリュッセル南駅を早朝発って、リエージュ⇒アーヘン⇒ケルン⇒フランクフルト空港駅で乗り換え、ミュンヘン中央駅までドイツ国鉄の新幹線ICEで約6時間の鉄路の旅となりました。





         フランクフルト空港駅で乗り換え

連結部
 

       2等車内、日本の新幹線車内のような雰囲気です

                    通路

壁には鉄道地図、当然ながら、僕がよく知っている再統一以前の30年前のものとは全く違いますね。

チケットは事前にネットで早割を予約、ブリュッセルからミュンヘンまで大人3人で130ユーロ(約1万6千円)はお得ですが、長距離バスやLCCと競う厳しさも伺えます。
しかし、自宅でプリントアウトしたこの乗車券、記念に保存するようなものではありません。


 近代的なリエージュ中央駅、セザール=フランクがこの街で生まれたのですね。

        さらに東へ、ベルギーとドイツの国境付近

ライン川を渡って

ケルンの大聖堂が見えてきました

ケルン中央駅。30年ぶり、懐かしいです

大都会フランクフルトへ


             フランクフルト中央駅

    ヴュルツブルク中央駅到着。バイエルンに入境です。

              
        沿線に菜園(Kleingarten)が見られます。
               
   バイエルンらしい風景、間もなくミュンヘン到着です。


2017年1月7日土曜日

ブルージュ(ブルッヘ)弾丸旅行〜その2

この年末年始は、久しぶりに何もせずどこにも出かけず、のんびりと過ごすことが出来ました。そこで、昨年一年を振り返る余裕も生まれて、少しブログに何か書いてみようかという気になっている次第です。今さらの感もありますが、もう少しお付き合いください。
さて、前回の続き
、6月9日(木)の午後 ブルージュのカーテライネにて旋回橋を待つこと約20分、ようやく橋が開通してカーテライネ通りへ、そして旧市街中心部へ歩を進めました。
いつものことながら、観光地のおおよその地図と方角は僕の頭に入っていますが、具体的にどの美術館に何がある、あるいはここに来たならこれだけは必ず見るべしというものについては、事前に調べずにブルージュへ来てしまいました。つまり行き当たりばったりなので、旅行が終わった後、近くまで行ったのに「定番」を見逃していたり、また重要なものを見ていながら気がつかなかったということが起こりました。

グーグルでマイマップを作ってみました。Fのブルージュ駅からAの旋回橋までバスで。その後、カーテライネライネ通りをぶらぶらと歩きます。




カーテライネ通り


聖母教会が近づいてきました。しかし、この時点で一体何の教会かも分からず。


手回しオルガンの実演
         


 マリア通りとハイリゲゲースと通りの分岐

聖母教会の内部、ミケランジェロ作の聖母子像が有名です。ただ、やはりこの時はそんな素晴らしい像だとは知りませんでした。



それから、ブルゴーニュ公女マリーと父シャルル突進公の霊廟。やはり、霊廟だとは気が付きませんでした。しかし、荘厳な雰囲気でした。ほとんど観光客もおらず、静けさの中、自由に見て回りました。



オルガンのパイプの上にキリスト像




 聖母教会からマルクト広場へ向かう途中、大きな聖サルバドール教会へ寄りました(C)。立派なパイプオルガンがありました。

その後、旧市街の中心マルクト広場へ向かいました(D)。
ヨーロッパで五指に入る美しい広場だそうで、中心にはブルージュの英雄ヤン・ブレーデルとピーテル・デ・コーニング像があります。



ベルギーで最も古い庁舎と言われる、ネオゴシック様式の西フランダース州庁舎。 

それから、存在感のある鐘楼、残念ながら上に登る時間はありませんでした。

チョコレート店などを覗きながら、コンセルトヘボウの前を通って駅へ戻りました。
        ブルージュ コンセルトヘボウ


2017年1月1日日曜日

ブルージュ(ブルッヘ)弾丸旅行〜その1

時間が経つのは早い、そして年齢とともにさらに加速されるように感じます。昨年、「時間とは何か」という本を何冊か読みました。ある物理学者の「時間はない、あるのは今の連続」というお話もありました。また、かつてアインシュタイン博士は、一般相対性理論の簡単な説明として「好きな女性と一緒にいる時は時間が早くすぎるでしょう?」と言ったとか・・・また、ある本に「時間とは記憶」ともありました。もしかすると、思い出を忘れずに大切にすることが、過ぎゆく時間をいつまでも味わうことなのではないか、そして、その閉ざされた時にいつまでも自分は存在するのではないか、などと考えつつ。特に海外旅行など、非日常を経験している時は、時間の流れはまったく日常と異なるように感じます。

さて、昨年6月の旅行からは半年、前回の更新からも2ヶ月近く経過してしまいましたが、2016年6月9日お昼のベルギーにタイムスリップいたしましょう。大急ぎで12時頃までにブリュッセル市内観光を終え、中央駅に行きました。自動販売機でチケットの買い方がわからず、窓口に行って「ブルージュ(ブルッヘ)」へ行きたいのですが〜と言ってみたところ、すぐにIC(特急)が発車します。と言われ、流れで駆け込み乗車してしまいました。

       ブリュッセル⇔ブルージュ往復のチケット

車窓、右側

ブリュッセルからちょうど1時間でブルージュへ到着します。ブルージュ駅です。
午後2時も過ぎて、駅前で昼食を軽く済ませて、バスでとりあえず旧市街中心を目指すことにしましたが、

思ったより小さな町で、下車するタイミングも分からないうちに、ぐるっと旧市街を回って、ものの10分で駅に舞い戻ってしまいました。仕方がないのでもう一度同じバスで旧市街に行こうと、バスを降車せずに待っていました。数分後出発、ところが今度は全く違う方向に行ってしまい、大いに焦りましたが、かなり走った後最初の停留所で下車しました。そこは、市の南部で運河を挟んでカーテライネ通りの外れ、今になって振り返ると、とても観光に便利なところだったのです。



旋回橋で10分以上足止めを喰らいましたが、運河を渡ってカーテライネ通りを北進すれば、有名観光地を眺めつつ旧市街を縦断できるという、短時間観光のいわばベストコースとなりました。まさに怪我の功名です。

珍しい旋回橋開閉の様子です。





続く

2016年11月7日月曜日

ブリュッセル駆け足旅行

6月8日〜10日はベルギーの首都、そしてEUの政治の中心でもあるブリュッセルに2泊しました。ベルギー、ブリュッセルはかつてドイツ・スイス留学中にも訪れたことがなく、とても楽しみにして半年以上前から小旅行の計画を立てていました。ところが、2016年33月22日にブリュッセル空港、そして市内の地下鉄駅で連続爆破テロ事件が発生したため、家族旅行するには不安で一旦はキャンセルも考えましたが、結局当初の予定通り決行することになりました。

今回の旅行ではブリュッセル、帰国直後のイスタンブール国際空港、そして一ヶ月後のミュンヘンとテロ事件の現場となった場所を偶然訪れたことになり、テロ、難民問題に揺れるヨーロッパ情勢を体感することになってしまいました。

さて、9日の午後8時過ぎにブリュッセル南駅にタリス号で到着し、駅前のホテルに投宿の予定です。やはり旅行ガイドにあるように南駅周辺は治安があまり良くなさそうで、目付きの悪い人もちらほらといて少し雰囲気が悪かったのですが、すでに6月で日没が遅いため、それほど怖い思いもせずホテルを見つけることが出来ました。

翌朝、まず観光の中心、ユネスコ世界遺産登録のグランプラスまで歩くことにしました。有名な観光地は歩いて回れる範囲にあり、とても便利です。

ブリュッセル南駅の北側、スターリングラード通りをグランプラスまで徒歩約30分。

途中、有名な小便小僧にて。小さい〜世界三大ガッカリと揶揄されるゆえんでしょうか。しかし、小僧さんにちなんだお土産屋さんは繁盛していました。





グランプラスに到着、壮麗な建物に囲まれたスクエアです。
左側は市庁舎





    一角にはチョコレートのゴディバ本店があります。


グランプラスの北東にある、1847年に完成の全長212mのヨーロッパ最古のアーケード、ギャルリー・サンテュベールへ向かいました。

      その後、南側のサン・ミシェル大聖堂へ

カトリックの聖堂ですが、やはりオルガンは気になります。
               
            ステンドグラスが美しい

            

南へ坂を登ってビジネス街を通り抜けブリュッセル公園へ


            公園の向かいにある王宮
                   
                  衛兵


ロワイヤル広場

                聖ヤコブ教会

   モン・デザール庭園から北側の芸術の丘方面


この後、丘の下にある中央駅へ。昼食も取らぬままブルージュ(ブルッヘ)へと向かうことになりました。