2017年1月1日日曜日

ブルージュ(ブルッヘ)弾丸旅行〜その1

時間が経つのは早い、そして年齢とともにさらに加速されるように感じます。昨年、「時間とは何か」という本を何冊か読みました。ある物理学者の「時間はない、あるのは今の連続」というお話もありました。また、かつてアインシュタイン博士は、一般相対性理論の簡単な説明として「好きな女性と一緒にいる時は時間が早くすぎるでしょう?」と言ったとか・・・また、ある本に「時間とは記憶」ともありました。もしかすると、思い出を忘れずに大切にすることが、過ぎゆく時間をいつまでも味わうことなのではないか、そして、その閉ざされた時にいつまでも自分は存在するのではないか、などと考えつつ。特に海外旅行など、非日常を経験している時は、時間の流れはまったく日常と異なるように感じます。

さて、昨年6月の旅行からは半年、前回の更新からも2ヶ月近く経過してしまいましたが、2016年6月9日お昼のベルギーにタイムスリップいたしましょう。大急ぎで12時頃までにブリュッセル市内観光を終え、中央駅に行きました。自動販売機でチケットの買い方がわからず、窓口に行って「ブルージュ(ブルッヘ)」へ行きたいのですが〜と言ってみたところ、すぐにIC(特急)が発車します。と言われ、流れで駆け込み乗車してしまいました。

       ブリュッセル⇔ブルージュ往復のチケット

車窓、右側

ブリュッセルからちょうど1時間でブルージュへ到着します。ブルージュ駅です。
午後2時も過ぎて、駅前で昼食を軽く済ませて、バスでとりあえず旧市街中心を目指すことにしましたが、

思ったより小さな町で、下車するタイミングも分からないうちに、ぐるっと旧市街を回って、ものの10分で駅に舞い戻ってしまいました。仕方がないのでもう一度同じバスで旧市街に行こうと、バスを降車せずに待っていました。数分後出発、ところが今度は全く違う方向に行ってしまい、大いに焦りましたが、かなり走った後最初の停留所で下車しました。そこは、市の南部で運河を挟んでカーテライネ通りの外れ、今になって振り返ると、とても観光に便利なところだったのです。



旋回橋で10分以上足止めを喰らいましたが、運河を渡ってカーテライネ通りを北進すれば、有名観光地を眺めつつ旧市街を縦断できるという、短時間観光のいわばベストコースとなりました。まさに怪我の功名です。

珍しい旋回橋開閉の様子です。





続く

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