2016年2月12日金曜日

急行はまなす乗車記

さる1月30日、3月の北海道新幹線開業に伴い運行停止、廃止となる急行はまなす号(青森⇔札幌)に乗るため、青森へ行きました。ただ一列車の廃止ではなく、日本の鉄道(JR各社)から定期運行の急行列車と客車寝台車が消えてしまうのです。夜行列車最後の時を惜しむように、厳寒の青森駅には大勢のファンが詰めかけ、B寝台、カーペットカーは満席の賑わいでした。この日も最後の一席で、やっとB寝台指定券を取ることができました。

かつて九州各地から東京へと向かうブルートレインと呼ばれた寝台特急は、1,2等寝台車、食堂車、一部には個室や展望スペースもある正に動くホテルでした。少年時代の僕は、疾風のように八幡、戸畑を通過して北九州市内唯一の停車駅である門司へと向かう、その夕闇に映える濃紺のボディーを、息がつまるほどの憧れを持って眺めていました。そして、年に一度、たいてい夏休みに母の実家がある東京へ行く機会に「あさかぜ」「みずほ」「さくら」「はやぶさ」と名づけられた、それらの寝台特急に乗車するという願いは叶えられたのでした。

さらに後年、ピアノを習い始めて、東京までレッスンに行く時、一人で乗車し大変心細い思いをしたり、桐朋高校入学後、初めて帰省する際の下り列車が関門トンネルを抜けた瞬間、九州の陽光の眩しさに慰められたり、また新婚旅行の時は新大阪から「あかつき」で西鹿児島へ向かい、最後は父の墓参のため妻、母、子供達と利用するなど、人生の折々の出来事と共に寝台列車の旅がありました。

九州への寝台特急は10年前に廃止され、残った寝台特急「北陸」「北斗星」「あけぼの」「日本海」もすでにありません。そして最後の夜行急行「はまなす」も3月26日廃止されることになりました。しかし、夜行列車、寝台列車は、はいつまでも僕の思い出の中を走り続けます。



                        青森駅改札口

 

3番線に入線の様子

はまなすは通常B寝台2両、カーペットカー、ドリームカー(指定席)2両、自由席2両の7両編成です。この日は、B寝台が一両増結されていました。







                

                 B寝台




                   下段
                  
                   上段





カーペットカー

          指定券500円のみで利用できます。電気毛布付き。

           21番と28番上段は個室状態になります。

                   自由席車内




















2016年1月5日火曜日

年末から年始へ

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、あっという間にお正月も過ぎて行きました。ここで、12月後半から今までのことを振り返ってみたいと思います。12月14日に沖縄より帰宅して、18日金曜日は聖徳大学川並香順記念講堂にてパイプオルガン研究演奏会に出演しました。
バッハのJ.S.バッハの前奏曲とフーガBWV545を弾きました。次第に足鍵盤にも慣れ、さすがに以前のように緊張のあまり崩壊ということは無くなって来ましたが、根本のタッチがピアノと全く異なるので、まだまだ修行をせねばなりません。

さて、その後12月20日は宇都宮にて第6回日本バッハコンクールの審査。バッハでコンクール参加は大変ですが、年々参加者が増えています。古楽ならではの奏法、習慣を身につけてピアノ演奏の幅をさらに広げてほしいと思いました。

12月24日は柏市のアミュゼ柏クリスタルホールにて、ピアノ演奏会に伺いました。同僚の先生方とご一緒での合同発表会で、ピアノ演奏会とはいえ色んな楽器や声楽も出演OK、また音大受験生は30〜40分弾かせていただけます。かつて我が家の娘たちもお世話になりましたが、もう20年ほど続いています。年末の恒例行事となっています。
 

12月25日、12月27日(2回)合計3回、和田音楽教室+大田音楽教室クリスマス会が開催されました。25年前の第1回クリスマス会は少人数で自宅で行いました。それが、こんなに大きな教室になるとは・・・感無量です。これからも楽しく生徒さんたちと音楽を続けて行きたいです。







12月29日、夕刻龍ヶ崎市の藤原 亜津子先生のお宅で忘年会へ。ピティナ龍ヶ崎支部のメンバーに、本部の堀さんと橋本さんがご参加。ゲストには声楽家の雨谷 善之さん、本格的な歌曲の数々を聴かせていただきました。

大晦日、一年の最後の夕日が美しく沈んで行きました。



元旦は日本福音ルーテル本郷教会の元旦礼拝へ

3日には茨城桐朋会のコンサートのための練習で、茨城県利根町四季の丘のスタルノフスカヤ・アンナさんのお宅へ。響きの素晴らしい素敵なサロンでした。曲はヨゼフ・スークのピアノ四重奏曲作品1です。アンナさんとは桐朋の高校で同じクラスでしたが、40年目で初共演、チェロの古谷 真未さんは同じく2年後輩、ヴィオラをお願いした伊師 裕人さんは、まだ24歳、息子のような若さですね。

2015年12月28日月曜日

沖縄へ〜続編


今年は暖冬とはいえ、那覇到着後いきなりの気温25℃には驚きました。女性は半袖やノースリーブ、男性も背広は着てはいられません。そこへダウンジャケットでは汗だくです。タクシー、ホテル、演奏会場すべて冷房が入っていました。夜はさすがに涼しく感じましたが、それでも4月下旬頃の陽気でしょうか。また、飛行機を降りた時から何となく甘い南国風の香りが漂っているように感じました。那覇市内でもそうです。ちょっとハワイのようなイメージかな?
空港からは、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)のお世話になりました。
             


那覇空港から市街中心部を抜けて首里まで、やや高めの料金ですが、1日乗車券700円を使えばお得です。可愛い車体、ただ2両連結なので多くの場合混み合います。改札を出る際も自動改札機にバーコードをタッチして、その後回収箱に乗車券を捨てるというシステムも面白いと思いました。
帰る直前に首里まで行きましたが、ゆいレールの駅から首里城まで遠そうだったのでお城見学は断念。

また物価が安く、その中でも特にタクシーは圧倒的に安い、初乗り500円でした。那覇から浦添市まで約40分走っても2,300円、高速で沖縄市まで行っても5,000円少々超える程度です。また高速料金もその距離で300円程度でした。面白いのは例えば5,410のメーターの料金の場合、運転手さんが、5,400円でいいよ、とおっしゃるのです(沖縄市往復2回とも)。それでは申し訳ないので、5,500円でお釣りは結構ですとこちらが言っても、あ、そう?で終わりでした。多分、あまり細かいことにはこだわらない土地柄なのかなと思いました。

さて、食べ物が美味しいのは当然ですが、連日夜遅く那覇に帰ってきたため、2日連続でホテルの真ん前のみつ子ばぁばの台所というお店で沖縄料理を食することになりましたが、これが大当たり。



もずくの天ぷら


           飲み物はシークァーサージュース

                
             へちまの味噌煮


              

              三枚肉




ホテルの朝食も郷土色豊かでクオリティが高く、これだけでも沖縄料理を食したと言えるのではないでしょうか。



さて、平和祈念公園から那覇への帰り道、ガンガラーの谷へ連れて行っていただきました。鍾乳洞があるそうなのですが、ちょっと怖いので遠慮して入口のカフェでシークァーサージュースをいただきました。

こんなカフェは初めてです。まさに非日常の世界、日頃忘れていた、ある種の霊感が刺激されるように感じました。

そして最後に沖縄そばあじゃずのソーキそば、よもぎ入り。そばというより太麺の肉うどんでしょうか、初めて食べる不思議な食感に感激。また、注文と同時に出てくるのには驚きました。

2015年12月24日木曜日

沖縄へ②〜平和の礎

さて12月14日朝、ピティナ那覇パレットステーション代表の森山恵子先生のご案内で、沖縄戦跡国定公園内、糸満市摩文仁の平和祈念公園へと向かいました。海岸沿いの広大な敷地の中に、多くの慰霊のためのモニュメントや施設があります。公園内の海岸、本当に穏やかな海が眼下に広がります。


ただ、沖縄戦終焉のこの地に立つと、この海岸で70年前繰り広げられたであろう戦いの凄惨な光景、そして戦闘あるいは断崖から身を投げるなどして命を失われた方々の痛み、苦しみを感じずにはいられません。


背後には、よくニュースなどで流れる平和の礎(約24万人の沖縄戦犠牲者のご氏名が刻まれた碑)があります。初めて実際に見たその礎からは、悲しみ、苦しみ、怒り、諦め・・・多くの犠牲者、ご家族の無念の思いが迫ってくるようで、とてもカメラを向ける気にはなれませんでした。
離れたところから、皆様の御霊が安らかであられますようお祈りさせていただきました。

2015年12月18日金曜日

沖縄へ①

12月12、13日、ピティナ指導者ライセンス審査とピティナ・ピアノステップのアドバイザーを務めるため沖縄へ行って来ました。生涯初の沖縄です。

12日は浦添市のベッテルハイムホールで糸数ひとみ先生、重野美樹先生と指導者ライセンスの審査、若手の指導者の先生方が指導実技、演奏実技で評価を受ける画期的なシステムです。採点のみならず質疑応答もあり、とても有意義な経験をさせていただきました。

13日は沖縄市市民小劇場あしびなーにて重野美樹先生、宮谷理香先生とともにステップのアドバイザー。素晴らしいホールとスタインウェイ、参加者の皆さんの熱演を一日中楽しく聴かせていただきました。



宮谷理香先生は、95年の第13回ショパン国際ピアノコンクール第5位の実力派 、この日もトークコンサートでショパンのバラード1番などの名曲を演奏されました。
そして、ご自身の経験と才能を惜しみなく後輩たちに注ぐという先生の姿勢に感動しました。



2015年12月7日月曜日

コンクール弾き合い会

昨日、自宅レッスン室に20人ほどを集め、コンクールのための弾き合い会をしました。第6回日本バッハコンクール、ブルクミュラーコンクール東京大会2015、第11回東関東学生ピアノコンクール、第8回ベーテン音楽コンクールなどの予選、本選、全国大会に参加します。皆様のご検討をお祈りします。

2015年12月2日水曜日

日帰り福岡往復

昨日、所用で福岡へ日帰りで往復しました。
茨城空港からスカイマークが飛んでいて、とても便利です。自宅から空港まで40分、小さな空港なので目の前に飛行機が、何より何日停めても駐車無料は嬉しいです。

                         早朝、2機のボーイング737ー800がスタンバイしています。

 徒歩で搭乗します。
 

                                                     離陸後、左手に筑波山が見えます。

                                                        その後、水戸市上空へ

                                                        筑波山の北側を通って

                                                                  富士山も美しく

福岡空港に着陸



                                                        今回の目的地、久留米駅前

用事を済ませて空港へ直行、豚骨ラーメンを食べました。高菜漬けが良く合います。

夜、再び茨城空港へ帰って来ました。お疲れ様でした。