さて、時差ボケで疲れている上に、夜半からの雪が積もって歩きにくく、また次女が朝食用のサンドウィッチを作ってくれたりしている間に時間が過ぎて、中央駅には発車時刻ギリギリの到着となりました。
30年ぶりとなるドイツ国鉄ですが、ICE網が発達して昔のD Zug(急行列車)は無くなりました。また近郊列車はRegioという橙色の車両で、多くの場合2階建ての電車を見かけました。乗車して気がついたこと:昔の客車は個室がほとんどでしたが、今は日本と同じ2×2の特急車両のような座席が主流のようでした。ライプチヒまではネットで個室を予約しましたが、個室は各車両の両端に2部屋ずつで、主に赤ちゃん連れかペット持ち込みの乗客が利用するためのものとなったようです。現に我々の個室にも猫と赤ちゃん連れの方々が乗って来て、景色を見るどころか、ライプチヒに着くまで赤ちゃんのお相手をさせられました。それからICEにもIC(特急)にも食堂車は無く軽食を売るスタンドのみ、また今回乗車しませんでしたが夜行列車もかなり減ったようで、鉄道の近代化は日本と同じように進んでいるようです。昔が懐かしいのはドイツも日本も同じですね。
Regioと個室で出会ったネコちゃんです。
さて、IC路線図⇨こちらを見ると、リヒテンフェルスとザールフェルトの間で旧東西ドイツの国境を越えます。ドイツ再統一後初めてのドイツ旅行、しかも昔東ドイツ領だったライプチヒに行けるということで期待に胸が高鳴りました。しかし、再統一からもうすぐ25年、旧東ドイツの痕跡はどこにもありませんでした。
ライプチヒへ②に続く⇨こちら
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