エティハド航空で23時間のフライトを十分堪能した後、現地時間12月26日午後1時前に無事にミュンヘン国際空港に降り立ちましたが、長旅の余韻に浸る間もなく日没までの数時間内に市内観光を済ませなければなりません。もし、次女の家に寄ってスーツケースを置いたら多分その日はそれで終わってしまう、それでとりあえずミュンヘン中央駅に行って荷物を預けることにしました。空港からSバーン(近郊電車)で約40分 、多くの旅行客で賑わうミュンヘン中央駅に到着。早速大き目のコインロッカーを探しました。大き目のロッカーが24時間5ユーロ、つまり約700円ですね。2つ借りました。
さて、次女の案内に従って、まずはSバーンで2駅ほどの
マリエン広場を目指しました。この広場は1158年から市の中心であったそうですが、地図を見ても旧市街の中心であることが良く分かります。旧市街のほとんどはここから歩いて回ることができます。地上に上がると目の前に仕掛け時計で有名な新市庁舎が現れ、広場中央には黄金のマリア柱像が輝いています。すでにクリスマスマーケットは終了していましたが、まだクリスマスの人形を飾っているショーウインドーもありました。
広場を挟んで市庁舎の向かい側にあるペーター教会では塔の上まで306段の階段を登ると、見事な眺望が広がります。二つの塔がある建物はフラウエン教会、また右手には先ほどの市庁舎が見え、この塔の高さが分かりますね。おまけにこの日は強風と積もった雪が滑ってとても怖い思いをしました。
この広場でソーセージを食べました。1本4ユーロ(約600円)、昔は2マルク(160円)でしたが、何しろ30年前ですからね。
さて、ソーセージを食べながら、ミュンヘン国立歌劇場前を通ってレジデンツ(宮殿)通りをオデオン広場へ向かいます。
レジデンツの脇に鎮座する4匹のライオンが手に持つ紋章に触れると幸運が訪れるという言い伝えがあるため、多くの人が触れるその部分が光っています。
オデオン広場、大きな歴史的建造物が目を惹きます。将軍堂です。
その後、西方向へケーニヒ広場まで歩いて音大などを見学して、地下鉄でゼントリンガー門へ出て、左右にお店が並ぶゼントリンガー通りを歩いてマリエン広場へ戻って来ました。
途中にあるアザム教会、入り口は小さいのですが、壮麗な内装に感激しました。
約2時間、これで旧市街一周ですね。
仕上げはホフブロイハウスでドイツ料理とビールで乾杯!
シュバインハクセ(ローストした豚脚)と白ソーセージ、ビールは1リットルで8ユーロ、有名なオクトーバーフェストの時は10ユーロになるそうです。もう日本時間では午前2時、さすがに疲れています。しかし、やはりビールは美味い!
外に出るとすっかり夜になっていました。しかし、寒い中初日からよく歩きました。