前回の投稿の後、あまりにも忙しい日々が続いてブログを書くどころかパソコンに向かう時間もなかったため、昨年の旅行記を放置していました。やっと一息つくことが出来たので、記憶を手繰り寄せながら2017年8月30日のライプチヒに戻って話を進めましょう。
さて、トーマス教会、バッハ博物館、カフェ・バウム訪問を終えて午前11時、これからメンデルスゾーンハウス、グラッシイ楽器博物館、それからシューマンハウスを徒歩で回る予定です。
マルクト広場
ニコライ教会
再びマルクト広場の前を東へ横切ってニコライ教会の前へ来ました。この先を少し左方向へ折れメンデルスゾーンハウスに向かいます。3年前の暮、この通りを間違って南下して、Bayerischer Bahnhof(バイエルン駅)まで行ってしまい、極寒のライプチヒ市内をさまよったことを思い出しました。しかし、今回はすぐにライプチヒ大学、そしてメンデルスゾーンゆかりのライプチヒ・ゲヴァントハウスを見つけて、迷わずメンデルスゾーンハウスに到着することが出来ました。
奥、ゲヴァントハウス、手前はシューマンが法学を学んだライプチヒ大学
現在のゲヴァントハウスは東ドイツ時代に建てられた近代的なコンサート会場です。
Roßplatz(ロスプラッツ広場)という名の大きな通り(マルティン ルター 環状通り?)を渡ると、立派なメンデルスゾーン旧邸が見えて来ます。実際にメンデルスゾーンが暮らし、息を引き取った家です。邸宅の大きさ、内装、調度品などからやはり裕福な一族であったことがよく分かります。また中心街にほど近いことから演奏活動、社会活動の実践にはとても便利、にもかかわらず大通りを挟んで喧騒から離れた閑静な住宅街なのでメンデルスゾーンの創作活動にも理想的な環境であったと思われます。
右側がメンデルスゾーンハウス、この建物全部です。
書斎、落ち着いた雰囲気の中で名曲が書けそうです。
奥行きのある廊下
画家としてのメンデルスゾーン、旅先での美しい絵画が展示されていました。
スイス、シャッフハウゼン付近のラインの滝です。
登山したアルプス山頂。
サロンコンサートが開かれる広間
初代ゲヴァントハウスの模型
中庭
名曲を聴くことも出来ます。
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