さて翌6日、再びバスで山形へ出て、仙山線普通列車にて
山寺へと向かいました。山寺とは、芭蕉の名句「閑さや岩に染み入る蝉の声」が詠まれたことで知られる、
宝珠山立石寺のことです。登山口から最上段の奥の院・大仏殿までは1070段の石段があり、これを登り切ることによって煩悩を振り払うことができるそうです。また、最も眺望の良い五大堂からは、眼下に広がる田園風景、遠くの山々を展望することができます。深く静かな森と急峻な石段、今もただよう厳粛な宗教性によって、日常の喧騒を離れて奥の細道の昔へと誘われるように思いました。
山寺駅へ到着
風情のある駅舎
駅前から見上げる山寺
登山口へ向かいます
山門そばの案内板
上を見上げると・・・
芭蕉翁の句を埋めたと言われる「せみ塚」
石段はまだまだ続く
奥の院・大仏殿に到着
山頂付近からの眺め
五大堂からの眺め、ちょうど列車が鉄橋を渡って山寺駅へ向かうところ。箱庭のような美しさだと思いました。
地図です
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