2017年10月5日木曜日

ライプチヒ再訪

ライプチヒは、2014年暮に一度訪れました。その時の記憶を頼りにマルクト方向に歩きながら、まずニコライ教会へ。そういえば前回の訪問時に、楽しみにしていたオルガンコンサートにちょっと遅刻しただけで入れてもらえないという悔しい経験をした教会でもあります・・・

この教会についてはこちらをご覧ください⇒ニコライ教会
東ドイツ革命⇒ベルリンの壁崩壊へとつながった毎週月曜日の「平和の祈り」が生まれた場所でもあります。

ちょうどチューリッヒ留学中だった1989年夏、連日ニュースで、東ドイツ国民が夏季休暇を利用して当時旅行を許されていた同じ共産圏のハンガリーへ大挙して押しかけ、西ドイツ大使館に駆け込んで西側への出国(政治亡命)を要求し、遂に東ドイツ政府が出国を許し、東欧民主化の連鎖が始まったことなどが報じられていたことを思い出しました。その頃の様子はドイツ映画「グッバイ・レーニン!」に詳しく描かれています。是非、ご覧になってください。

夕暮れのニコライ教会


   ニコライ教会は皆さんに開かれています。

この付近、前回に来た時は寒い年末だったため閑散としていましたが、今回は夏の観光シーズン最中、多くの人出で賑わっていました。ただ、何やら騒がしい方向を見ると、警官の物々しい警備の中、政治集会が開かれていました。演説内容によれば、どうやら難民排斥のようで、不穏な雰囲気が漂っていました。ドイツ各地でこのような集会、そして反対派との衝突が起こっているそうです。

マルクト広場と歴史博物館

さて、ライプチヒでの夕食はマルクト広場近くのレストラン、Auerbachs Kellerへ。
ここへは、ゲーテや森鴎外もよく訪れたそうです。郷土料理(肉料理)は美味しいですが15€ほど(約1,800円)、味は抜群、サービスもよくビールが進みます。ケラーということで地下にあり、話し声が賑やかに響くちょっと暗めの空間です。こちらは、イノシシ肉!柔らかく煮込んでありました。食事中に、次女の恩師で取手松陽高校の大畑知子先生から、前日ライプチヒに滞在され、しかも同じレストランで食事されたとのメッセージをいただいて驚きました。こんなこともあるのですね。


ビールが美味しい!







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