2017年10月3日火曜日

アイゼナハまとめ

観光をしていると、重要な史跡に気が付かずにすぐ側を通り過ぎてしまったり、逆にその時何気なく見たものが実は重要なものだということを後日知ったりします。今回も、まさにその経験をしました。この写真は、ルターハウスの前の広場ですが、奥に教会の尖塔が見えています。この時は、気にもとめず反対方向に歩いて駅を目指したのですが、帰国後、この教会はゲオルク教会で、ルターが説教をしJ.S.バッハが洗礼を受けた教会であるということを知りました。あと100メートル歩けば行けたのに、本当に惜しいことをしたものです。やはり予習不足でした。

逆に、こんなこともありました。駅に向かっていると家と家の隙間に家がある、これでは人が住めないねなどと言いつつ、とりあえず写真を撮って、帰国後ネットを見ていたら、実はドイツ最小の家として有名で、幅2.05メートル、広さ20㎡、築250年だと知りました。気が付いて良かったです。

さて、一応の目的を果たしたので、ぶらぶらと駅を目指して歩くことにしました。

宗教改革500年を記念して、路地や商店街にはカラフルな色ではルターの言葉が掲げられています。道行くに人々の心の中にルターの精神が溶け込んでいるように、またルターの愛の中で世代が受け継がれて行っているようにも。

     愚かな言葉は、愚かな作品(著作?)をもたらす。

汝が見るもの全て愛してはならず、汝が望むこと全てを行ってはならない。

これはちょっと難しいです。常に存在するものには価値はなく、まれに存在するものは重要である(意訳)でしょうか?

          

 歴史ある建物、コメルツ銀行

 古さと新しさが調和した学校

劇場


 古い建物。劇場附属のオーケストラ練習場です。


 裁判所

ニコライ教会とニコライ門、かつてはトラム(路面電車)が通っていたのでしょう。アイゼナハのトラムで検索すると、東ドイツ時代の写真がありました。1975年12月31日に廃止されたそうです。カールスプラッツのモーターコーチの写真にはニコライ教会も写っていて社会主義政権下の教会の様子もなんとなく分かります。


カールス広場の立派なルター像



 駅に帰って来ました。信号機は旧東ドイツの信号キャラクターのアンペルマン!


ドイツでも珍しくなった駅の待合室、壁の絵にDDR(東ドイツ)感が漂っていていいです。

アベリオという私鉄です。


カントゥス(歌、聖歌?)という名前の私鉄。



昔懐かしい特急ラインゴールド号!突如入線。多分観光用臨時列車でしょうね。

今やドイツにも無い食堂車!

       初めて列車らしい列車を見ました。

さて、これからICEでライプチヒに向かいます。

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