2018年8月15日水曜日

プラハ小旅行②

プラハ中央駅から地下鉄で一駅、ムゼウム(国立博物館前)で下車。地上へ出ると、チェコ国立博物館の威容が目に入るはずでしたが(上:2014年)、改修中(下:現在)で入館はかないませんでした。ちなみに上、中央の人物はヴァーツラフ・ハヴェル(1936〜2011)劇作家、チェコ共和国初代大統領です。




博物館に背を向けると、賑やかなヴァーツラフ広場、プラハのシャンゼリゼとも言われるそうです。手前に民族の英雄聖ヴァーツラフ像が見えます。

この広場は1968年のプラハの春、1989年のビロード革命の舞台となった場所で、その折には自由・民主化を望む多くの人々がこの広場に集まってデモ、演説をしました。特に、1969年1月には、ソ連を中心とするワルシャワ条約機構軍が、プラハに侵攻したことに抗議してヤン・パラフという大学生がヴァーツラフ像の前で焼身自殺を図ったことでも知られています。
足元には、彼の死を悼むモニュメントがありました。


さて、ここからさほど遠くない所にドヴォルザーク記念館があります。


正面から



閑静な住宅街のこじんまりとした邸宅の中に、ドヴォルジャークのピアノ、ヴィオラ、手紙などが展示されています。

それから、路面電車に乗ってヴルタヴァ川のほとりのスメタナ記念館に向かいました。
ドヴォルジャークのと比べるとスメタナ記念館は規模が大きく、チェコでの彼の存在の大きさを実感できました。

          正面から(2014年)



指揮棒を振ると、スメタナの名曲がオーディオ・セットから流れるという仕組みの部屋。

やっと雨が上がりました。カレル橋と対岸のプラハ城がよく見えます。



0 件のコメント:

コメントを投稿